バツイチ婚活は本当に不利?まずデータを確認します

「バツイチだと結婚しにくい」といった言葉だけを見ると、不安になると思います。
そこで、まず「再婚そのものがどのくらいあるのか」と「結婚相談所ではどうなのか」を分けて見てみます。
日本の婚姻の24.2%は、少なくとも一方が再婚
厚生労働省の2024年人口動態統計では、婚姻485,092組のうち、夫妻とも初婚だったのは367,574組。
一方、夫妻とも再婚、またはどちらか一方が再婚だった婚姻は117,518組で、全体の24.2%でした。
単純に言えば、日本で成立している婚姻のおよそ4組に1組は、少なくとも一方に婚姻歴がある組み合わせです。
ですから私は、「再婚というだけで特殊な結婚」とは考えていません。
IBJ会員にも再婚希望の方がいます
IBJが公表している2026年4月時点の会員データでは、婚姻歴の構成は次のようになっています。
結婚相談所でも、婚姻歴のある方が実際に活動しています。
ただし「再婚のほうが成婚しやすい」とは言えません
ここは数字の読み方に注意が必要です。
IBJの2024年度成婚白書では、成婚率は男性が初婚39.8%・再婚35.1%、女性が初婚30.2%・再婚25.3%でした。
IBJは、再婚者は初婚者より年齢が高い傾向があり、その影響も考えられるとしています。
つまり、婚姻歴だけを取り出して「再婚だから不利」「再婚だから有利」と結論づけるのは適切ではありません。
高見真紀が再婚婚活で最初に確認する5つ

アプリを始めるか、相談所へ入るかを決める前に、私はまずご本人の中を整理します。
「前の結婚の反省点」を無理に作る必要はありません
よくある再婚アドバイスで、「自分の悪かったところを認めましょう」と言われることがあります。
もちろん、自分自身に見直したい点があるなら整理する価値はあります。
ただ、すべての離婚で「双方に同じように反省点がある」とは限りません。安全上の事情など、単純な価値観の違いでは説明できないケースもあります。
私は、事実を無理に丸めたり、自分を必要以上に悪者にしたりする必要はないと思っています。
大切なのは、「次の関係では何を大切にしたいのか」を自分の言葉で説明できることです。
次の結婚生活を具体的に考える
「優しい人」「価値観が合う人」だけだと、実際の生活はまだ見えません。
私は次のようなことまで少しずつ具体化します。
- 平日の仕事と家事をどう考えるか
- 休日を一緒に過ごしたいか、一人の時間も欲しいか
- 住む場所をどこまで変えられるか
- 親や子どもとの距離感をどうしたいか
- 家計をどの程度共有したいか
価値観が全部同じ人を探すというより、違ったときに話し合えるか。私はそこを大切にしています。
離婚歴・離婚理由はどう伝える?

再婚婚活で特に多いのが、「いつ言えばいいですか?」というご相談です。
ここは、婚姻歴そのものと、離婚理由の詳しい説明を分けて考えると整理しやすくなります。
結婚相談所では婚姻歴がプロフィールに記載される
IBJでは、プロフィールに婚姻歴が記載されます。そのため、お見合い相手は婚姻歴を確認した上で会う仕組みです。
「バツイチであることをいつ告白しよう」と、婚姻歴そのものを隠した状態でお見合いへ進むわけではありません。
アプリ・婚活パーティーでは各サービスの仕組みを確認する
マッチングアプリや婚活パーティーは、婚姻歴の表示項目や本人確認の範囲がサービスによって異なります。
私は、関係が深くなってから突然伝えるのではなく、相手が今後の交際を判断するうえで必要な事実は、早い段階で伝えることをおすすめします。
大阪でアプリを使う場合の選び方や安全面については、大阪の婚活アプリの選び方で詳しく整理しています。
離婚理由は「価値観の違い」だけに置き換えなくていい
離婚理由を話すときに、何でも「価値観の違いでした」で済ませる必要はありません。
私なら次の4点を意識します。
例えば、実際に話し合い不足が原因の一つだった方なら、
といった伝え方もできます。
ただし、これはあくまで一例です。ご自身の離婚理由と違う内容を、印象を良くするためだけに使わないでください。
バツイチ婚活の出会い方はどう選ぶ?
再婚だから必ず結婚相談所、ということでもありません。
アプリ、婚活パーティー、結婚相談所にはそれぞれ違いがあります。
大阪で再婚婚活の方法を比較したい場合は、大阪で再婚を目指す婚活の進め方をご覧ください。
大阪で再婚希望者向けの結婚相談所を比較したい場合は、大阪の再婚に強い結婚相談所の選び方へ分けています。
再婚プロフィールは「過去の説明」より今と未来を伝える
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プロフィールに離婚について長く書きすぎると、あなたの現在の生活や人柄が見えにくくなってしまいます。
婚姻歴は事実として正しく伝えたうえで、自己PRでは、今のあなたとこれから作りたい関係を中心にしてください。
プロフィールで私が確認する4つ
- 今どんな生活をしている人なのか
- 休日や趣味など、会話につながる情報があるか
- どんな関係を作りたいのか
- 離婚歴だけがプロフィールの主役になっていないか
これもそのまま使うテンプレートではありません。仕事・趣味・性格・前の結婚から整理したことに合わせて、自分の言葉へ直してください。
自己PRの組み立て方は、婚活プロフィールの自己PRの考え方でも詳しく紹介しています。
写真は「離婚歴があるから特別」に考えない
再婚婚活でも、写真の考え方は同じです。
実物と大きく違うほど加工するのではなく、髪型・服装・姿勢・表情を整えて、会ったときの印象とのギャップを減らすことを私は大切にしています。
子どもがいる場合は「不利かどうか」だけで考えない
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子どもがいる方の再婚では、相手との相性だけでなく、今ある家族の生活も一緒に考える必要があります。
IBJの2024年度成婚白書では、子どもなしの会員と比べ、子どもありの会員では成婚率が低い傾向が確認されています。
一方、2025年に成婚した再婚女性のデータを見ると、初婚男性と成婚した再婚女性494人のうち、子どもがいる方は126人、25.5%でした。
これは「子どもがいても簡単に成婚できる」という意味ではありません。
子どもがいることによって検討事項は増える一方、実際に新しい家庭を築いているケースもあると読むのが適切だと思います。
IBJ結婚みらい研究所「再婚に関する2025年成婚者データ」
子どもの情報は必要な範囲で伝える
相手にとって、子どもがいるかどうか、同居しているか、再婚後の生活にどう関わるのかは重要な判断材料です。
一方、婚活相手へ子どもの学校名や細かな生活情報まで最初から伝える必要はありません。
必要な事実を共有しつつ、子どものプライバシーも守る。その両方が大切です。
子どもと会わせる時期を「○回目」と固定しない
「真剣交際になったら会わせる」「3回目なら大丈夫」といった一律の正解はありません。
私は、
- 大人同士の関係がどこまで安定しているか
- 結婚についてどこまで具体的に話せているか
- 子どもの年齢や性格
- 子ども自身がどう感じているか
- 会うことで普段の生活へどんな影響があるか
を見ながら考える方がよいと思っています。
再婚したい大人のスケジュールだけで、子どもの気持ちを先へ進めないこと。ここはとても大切です。
交際が深まったら生活・お金・家族について確認する

再婚で私が大切だと思うのは、「過去をどこまで話すか」だけではありません。
これから一緒に暮らす可能性が高くなってきたら、未来の話を具体的にしていきます。
最初のデートですべて確認する必要はありません。
ただ、結婚判断の直前まで避け続けるのもおすすめしません。
「聞きにくいから話さない」のではなく、関係が深まるにつれて必要なテーマを一つずつ話せるかを確認してください。
真剣交際で話しておきたい内容は、真剣交際で確認したい話題一覧でも詳しく整理しています。
真剣交際から結婚までの進め方は、真剣交際から結婚へ進むときの確認ポイントをご覧ください。
家計は「どちらがいくら払うべき」ではなく二人の生活から考える
再婚では、養育費、住宅ローン、子どもの教育費など、すでに決まっている支出がある方もいます。
その場合、「年収はいくら?」だけを確認しても実際の生活は分かりません。
収入、手取り、固定費、継続的な負担、これから必要なお金を一緒に見て、二人の生活をどう作るかを考えます。
結婚後の生活費や家計については、結婚後の年収・手取り・生活費の考え方に分けています。
「危険な相手診断」ではなく、相手の行動を確認する
ネットでは「モラハラ男の特徴」「危険な女性の特徴」などのチェックリストも見かけます。
ただ、数個の特徴だけで相手を診断することはできません。
私なら、ラベルを付けるより実際の行動を見ます。
特に、断っているのに行動を強要する、金銭を要求する、借入れや契約を迫るなど、不安を感じる行動がある場合は婚活を進めることを優先しないでください。
再婚に関する法律・手続きで最低限知っておきたいこと
婚活記事で法律を細かく断定するのは避け、ここでは現在の制度で特に誤解されやすい点だけ確認します。
女性の「100日間の再婚禁止期間」は廃止されています
以前は女性に再婚禁止期間が設けられていましたが、民法改正により、2024年4月1日から女性の再婚禁止期間は廃止されています。
ENSHAREの事例|子どもを含めて新しい家族を考えた50代男性
ENSHAREの公開成婚事例には、奥様との死別を経験された50代前半のシングルファーザーの方がいます。
この方は離婚を経験した「バツイチ」の事例ではありません。そこは分けてお伝えしておきます。
奥様を亡くされてから10年。お子さまを育てながら、新しい家族を考えて婚活を始め、約6か月の活動を経て成婚されました。
この事例をこのページでご紹介するのは、「50代でも短期間で成婚できる」と伝えたいからではありません。
私が特に印象に残っているのは、ご本人だけの恋愛ではなく、お子さまとの関係も含めて新しい家族を考えていたことです。
ほかの活動事例は、ENSHAREの成婚事例一覧から確認できます。
バツイチ婚活がうまくいかないときは「どこで止まっているか」を見る
うまくいかないと、離婚歴そのものが原因だと思ってしまうことがあります。
でも私は、まず活動を分解します。
離婚歴だけが理由なのか、それ以外の部分で止まっているのかを分けないと、改善する場所も分かりません。
プロフィール写真だけを変える、会う人数だけを増やす、と一つの方法に決めつけず、今の状況から考えていきます。
再婚婚活は5段階で考えると整理しやすい
「半年で再婚する」など期限を一律に決めるのではなく、私は次の順番で考える方が分かりやすいと思っています。
人によって、それぞれの段階にかかる時間は違います。
早さを競うより、今どこまで確認できているかを見る方が、再婚後の生活まで考えやすくなります。
年代や地域別の婚活は専門ページで確認してください
このページは「バツイチ・再婚婚活そのもの」に範囲を絞っています。
年代や大阪での具体的な探し方は、それぞれ専用ページへ分けています。
「30代ならこう」「50代ならこう」と年齢だけで決めるのではなく、自分の生活や家族状況まで含めて婚活方法を選んでください。
まとめ|再婚婚活は「過去を消す」より次の生活を整理する
離婚歴があると、「初婚の人より不利なのでは」と考えてしまうことがあります。
でも再婚婚活で必要なのは、過去をなかったことにすることでも、無理にポジティブな経験へ言い換えることでもありません。
私が一緒に確認したいのは、「バツイチをどう隠すか」ではなく、「これからどんな家庭を作りたいか」です。
アプリ、婚活パーティー、結婚相談所のどれを使うか決まっていない段階でも構いません。
一人で考えていると、過去のこと、子どものこと、お金のことが全部一緒になってしまうことがあります。そんなときは、まず今どこで迷っているのかを分けるところから始めてみてください。
