お見合いから仮交際へ進む確率は?最新データから見る目安
「お見合いで付き合う確率」を調べている方が一番知りたいのは、まず数字だと思います。
最新のIBJ公開データから確認できるのは、2025年に成婚した方では、お見合いから交際への移行率が全年代で40%以上だったということです。
ただし、これをそのまま「自分も10人とお見合いすれば4〜5人と仮交際できる」と考えないでください。
この数字の対象は、最終的に成婚へ進んだ会員です。
成婚者には、活動を続けながらプロフィールや会話を見直した方もいれば、途中で交際の進め方を変えた方もいます。
私がこの数字を見てお伝えしたいのは、「11回お見合いをすれば成婚できます」ということではありません。
成婚された方も、一度のお見合いですべてが決まったわけではないということです。
数回お断りが続いたからといって、それだけで「婚活に向いていない」と判断する必要はありません。
まず確認|結婚相談所でいう「付き合う」は仮交際?真剣交際?
このテーマで数字が分かりにくくなる理由の一つが、「付き合う」という言葉の意味です。
結婚相談所では、一般的な恋愛と違い、主に仮交際と真剣交際の2段階があります。
この記事では、原則として「お見合いから仮交際へ進む割合」を交際率として扱います。
仮交際の段階では、まだ一般的な意味で「恋人になった」とは限りません。
そのため、
- お見合い→仮交際の確率
- 仮交際→真剣交際へ進む割合
は別のものとして考える必要があります。
お見合い成立後から仮交際までの具体的な流れは、お見合い成立後の流れと仮交際までの進め方で詳しく整理しています。
真剣交際の意味や一般交際との違いを知りたい方は、結婚相談所の真剣交際とは?をご覧ください。
2025年IBJ成婚者のお見合い・交際データから分かること
数字は「合格ライン」として使うより、婚活全体の流れを知るために使うほうが役立ちます。
成婚者のお見合い回数は「1〜5回」「6〜10回」が多い
IBJの2025年実績では、成婚者のお見合い回数は「1〜5回」「6〜10回」がボリュームゾーンです。
代表的な成婚者像では、男女ともお見合い回数は11回となっています。
ここから分かるのは、必要なお見合い回数に一つの正解があるわけではないということです。
成婚者の交際成立数は「1〜5人」がボリュームゾーン
同じ2025年実績では、成婚者の交際成立数は「1〜5人」が最も多いゾーンです。
IBJは、このお見合い数と交際成立数の分布から、成婚者では約2回に1回、お見合いから交際へ発展していると説明しています。
ただし、繰り返しになりますが、これは成婚者の活動データです。
活動開始直後の方が、この数字と自分の数回のお見合いをそのまま比較する必要はありません。
成婚相手との交際期間は約4か月
代表的な成婚者像では、成婚相手との交際日数は男性125日、女性124日です。
ただし、これは「4か月で決めるべき」という期限ではありません。
結婚相談所では最初から結婚を目的に出会うため、一般恋愛よりも将来の確認を早めに行いやすいという背景があります。
数字より「どこで止まるか」が大切
同じ10回のお見合いでも、
- 10回すべてお断りされる
- 5回仮交際になるが初回デートで終わる
- 複数回会えるが真剣交際に進めない
では改善策が違います。
ここを分けて考えることが、交際率の数字そのものより大切です。
あなたの交際率は低い?自分の数字を見る時の考え方
自分の活動状況を整理したい場合は、簡単に、
仮交際になった人数 ÷ 実際に行ったお見合い数
で現在の傾向を見てみることができます。
たとえば10回お見合いをして3人と仮交際になったなら、自分の活動上は30%です。
ただし、2回のお見合いで0人だから「0%で危険」とは考えません。
お見合い数が少ないうちは数字が大きく動く
3回のお見合いで1回仮交際なら約33%ですが、次の1回が仮交際になるだけで50%になります。
母数が少ない段階ほど、率は大きく上下します。
そのため、数回の結果だけで自分を評価しないことが大切です。
申し込み数と交際率を混ぜない
「100件申し込んで2人と仮交際になったから2%」という見方も、この記事でいう交際率とは違います。
申し込みには、まずお見合いが成立するかという別の段階があります。
申し込みがお見合いにつながらない場合は、交際率より先にプロフィール写真、自己PR、希望条件などを確認します。
高見真紀式|婚活の「どこで止まっている?」5段階チェック
私が「交際につながりません」というご相談を受けた時は、まず次の5段階に分けます。
1.申し込み段階なら「会う前」を直す
まだお見合い自体が十分に成立していないなら、会話を練習する前に、まず写真やプロフィールを確認します。
会う前に選ばれる段階だからです。
写真を見直したい方は、婚活プロフィール写真の撮り方と選ばれるポイントも参考にしてください。
2.お見合い後で止まるなら「当日」を確認する
お見合いは組めるのに仮交際へ進まないなら、プロフィールだけが原因とは考えにくくなります。
服装、表情、話し方、質問の仕方など、実際に会った時の印象を確認します。
3.初回デートで終わるなら、お見合い後の変化を見る
お見合いでは交際希望をもらえるのに、毎回1回目のデートで終了する場合は、見る場所を変えます。
LINE、デート場所、長さ、お見合い時との印象差などです。
この段階で悩んでいる方は、仮交際の初デートでお断りされる時の見直しポイントをご覧ください。
4.何度か会えているなら「深まり」を確認する
2回、3回と会えている時は、単純な第一印象だけの問題ではなくなってきます。
会うたびに、
- 以前より自分のことを話せているか
- 相手について新しく知れているか
- 次の約束が自然に決まるか
- 将来の話へ少しずつ進めているか
を見ていきます。
5.真剣交際へ進まないなら「結婚相手としての確認」へ
ここまで来ると、写真を変えるだけでは解決しません。
一緒にいて安心できるか、結婚観を話せるか、お互いに一人へ絞りたいと思っているかなど、関係そのものを確認します。
お見合いから仮交際へ進まない時に確認したい5つのこと
お見合いは成立するのに、仮交際になかなか進まない場合は、次の5点を確認してみてください。
1.プロフィール写真と実際の印象に大きな差がないか
プロフィール写真が良いことは大切ですが、実際に会った時とのギャップが大きすぎると、期待との落差が出ます。
写真は「盛る」より、会った時に「写真の印象どおりで安心した」と思ってもらえる状態を目指したいです。
2.服装・髪・眉・清潔感が整っているか
おしゃれである必要はありません。
サイズが合った服、整えた髪、靴や爪など、相手と会う準備をしてきたことが伝わるだけでも印象は変わります。
ファッションデザイナーとして婚活の服装を見てきた私が特に感じるのは、高価な服より「その方に合っていて、きちんと見えること」の大切さです。
3.最初の表情と挨拶が硬くなりすぎていないか
緊張するのは当たり前です。
ただ、無表情のまま小さな声で挨拶すると、緊張が「興味がなさそう」に見えてしまうことがあります。
完璧な笑顔は必要ありません。相手の顔を見て、感じよく挨拶するだけでも十分です。
4.質問ばかり・自分の話ばかりになっていないか
お見合いの会話では、話題の多さよりキャッチボールを大切にしています。
質問する。
答えを聞く。
一度反応する。
少し自分の話も返す。
この流れがあるだけで、会話はかなり自然になります。
お見合いの会話全体を見直したい方は、婚活で選ばれる会話術をご覧ください。
5.最後まで感じよく終えられているか
お見合い中の会話だけでなく、最後の印象も大切です。
「今日はありがとうございました。お話しできて楽しかったです」と自然に伝えられれば十分です。
反対に、別れ際があっさりしていた相手を見て「脈なし」と決めつける必要もありません。
詳しくは、お見合いの別れ際があっさりでも脈なしとは限らない理由で整理しています。
仮交際には進めるのに真剣交際へ進まない場合は、見る場所を変える
「仮交際まではよく進めるのに、真剣交際になりません」という場合、お見合い交際率を上げる対策とは別に考えます。
この段階では、清潔感や初対面の会話だけでなく、二人の関係が実際に深まっているかが大切です。
デート回数だけで判断しない
「3回会ったら真剣交際」という固定ルールで考えなくて大丈夫です。
回数よりも、前回と比べて関係が進んでいるかを見ます。
- 話せる内容が少し深くなった
- お互いに質問が増えた
- 次の予定が自然に決まる
- 結婚後の生活について少し話せた
- 相手の気持ちを確認できるようになった
こうした変化があるかを確認してください。
「感じのいい人」で止まっていないか
仮交際では、何度か楽しく会えるだけでは真剣交際の決め手にならないことがあります。
「この人と結婚生活を考えてみたい」と思えるところまで、お互いを知る必要があるからです。
真剣交際へ進めない原因については、真剣交際に進めない時に確認したい5つのことで詳しく解説しています。
真剣交際で話す内容を整理したい方は、真剣交際で話すことリストも参考にしてください。
ENSHAREの成婚事例から見る|確率より「今どこを整えるか」
実際の成婚事例を見ると、お見合い回数や交際率だけでは説明できないことがよく分かります。
30代前半男性|髪型・服装・写真・会話・交際を段階ごとに整理
ENSHAREで活動された30代前半男性Mさんには、入会前に約10年間恋愛から遠ざかっていた時期がありました。
合コンや街コン、マッチングアプリなどにも取り組まれていましたが、結婚につながるご縁には至っていませんでした。
活動を始めて、最初に確認したのは髪型、服装、プロフィール写真です。
お見合い前にはZoomで会話を練習しました。
そして交際が始まってからは、LINEやデートについて、その時の状況を聞きながら一緒に整理しました。
Mさんはその後、活動5か月で成婚退会されています。
この事例でお伝えしたいのは、「写真を変えれば5か月で成婚できる」ということではありません。
申し込み前、お見合い前、交際中では、確認する場所が違います。
Mさんも、その時の現在地に合わせて一つずつ整えていった一例です。
20代後半男性|2人目のお見合いが成婚につながった例も
一方、20代後半男性Yさんは、2人目のお見合いで出会った女性と仮交際へ進み、その後、真剣交際・成婚へ進まれました。
活動期間は約3か月です。
ここで大切なのは、「2人目で決まるのが理想」という意味ではないことです。
最新IBJデータでは、成婚者も複数回のお見合いを経験しています。一方で、ENSHAREには少ないお見合い回数でご縁につながった事例もあります。
つまり、「何人会えば正解」という数字はありません。
Yさんの場合は、一つひとつのご縁に向き合い、仮交際中の迷いや真剣交際へ進むタイミングを相談しながら進めたことが印象的でした。
ほかの年代や活動スタイルの事例は、ENSHAREの成婚事例・実績からご覧いただけます。
年齢でお見合いから交際へ進む確率は変わる?
婚活では年齢による違いを気にする方も多いですよね。
2025年IBJ成婚白書の年代別分析では、成婚者のお見合いから交際への移行率は全年代で40%以上で、年代による大きな差はないとされています。
これは大切なポイントだと思います。
年齢によってお見合い数や活動期間などの傾向は変わりますが、成婚した方に限って交際移行率を見ると、「40代だからお見合い後の交際率が極端に低い」と単純には言えません。
だから私は、年齢だけを見て「もう難しい」とは考えません。
その方の年齢、希望条件、プロフィール、活動量、会った時の印象を合わせて確認します。
まとめ|交際率の数字より「どこで止まっているか」を確認しよう
お見合いで交際へ進めない時、「平均は何%なんだろう」と気になるのは自然なことです。
最新のIBJデータでは、2025年に成婚した方のお見合いから交際への移行率は全年代で40%以上でした。
ただ、この数字を目標点として自分を採点する必要はありません。
確認してほしいのは、
- そもそもお見合いが成立しているか
- お見合い後に仮交際へ進めているか
- 仮交際後の初回デートが続いているか
- 数回会う中で関係が深まっているか
- 真剣交際へ向けて将来の話ができているか
という自分の現在地です。
申し込み段階ならプロフィール。
お見合い段階なら第一印象や会話。
仮交際ならLINEやデート。
真剣交際の手前なら、気持ちや結婚観の確認。
見る場所を変えれば、必要な改善も具体的になります。
