「結婚の決心がつかない」と「結婚する気がない」は分けて考える
「結婚を決めない」という結果だけを見ると、どちらも同じに見えます。
でも、実際には少なくとも次の2つを分けて考えたほうが整理しやすくなります。
たとえば、「転職後の収入が読めないから不安」「親の介護のことを話しておきたい」と具体的な理由が出るなら、二人で扱える課題になる可能性があります。
反対に、何を聞いても「まだ分からない」「そのうち」とだけ返ってきて、話し合いそのものを避ける状態が続くなら、別の整理が必要です。
なお、「結婚する気そのものがない彼氏かもしれない」という悩みは、このページとは分けています。そちらは結婚する気がない彼氏の見極め方をご覧ください。
高見真紀が「彼が決めてくれない」と相談されたとき、まず確認する3つ
1.いつ頃なら考えられそうか
「いつ結婚してくれるの?」と結論を迫るのではなく、
「今すぐじゃないなら、いつ頃ならもう一度具体的に考えられそう?」
と時期を聞きます。
大切なのは、今すぐ入籍日を決めることではありません。
この話を無期限にしないための目安が出るかを見ることです。
2.何が整えば進められそうか
次に確認するのは、「なぜ今は決められないのか」です。
たとえば、
- お金
- 仕事
- 住まい
- 親や家族
- 結婚後の生活イメージ
など、具体的な課題にできれば一緒に考えられます。
逆に、「なんとなく」「まだ早い気がする」だけなら、もう一段具体的に聞いていきます。
3.そのために次に何をするのか
ここが最も大切です。
お金が不安なら家計を試算する。仕事なら転職後の状況を見る時期を決める。住まいなら候補エリアを調べる。
不安が行動に変わるかを見ると、「迷っているだけ」なのか「話を保留し続けているのか」が少しずつ見えてきます。
結婚を決めきれないときに多い現実的な課題
「男性だから責任が怖い」「自由を失いたくない」と決めつけるより、本人がどの課題で止まっているのかを確認するほうが現実的です。
お金への不安
「もう少し貯金してから」「今の収入だと不安」という場合は、漠然とした不安を数字へ変えます。
確認したいのは、
- いくらあれば安心なのか
- 結婚後の家賃や生活費をどう考えるか
- 結婚式や指輪を必須と考えているのか
です。
目標額や生活費が見えると、話し合える課題になります。
仕事への不安
繁忙期、転職、昇進、転勤などが理由なら、「いつ落ち着くのか」を確認します。
仕事が忙しいこと自体より、忙しさが落ち着いたあとに再び話す予定があるかがポイントです。
住まいへの不安
住む場所が決まらないことで、結婚全体が止まることもあります。
完璧な新居を決めようとせず、
- 通勤時間
- 家賃
- 実家との距離
など、まず優先順位を3つ程度に絞ると進めやすくなります。
親・家族への不安
親への挨拶、家族との関係、将来の介護などが気になっていることもあります。
親が相手との結婚そのものに反対している場合は別テーマなので、親に結婚を反対されたときの考え方をご覧ください。
結婚後の生活が具体的に見えていない
結婚後の家計、仕事、家事、住まいについて一度も話していないと、「結婚」という言葉だけが大きく見えてしまうことがあります。
この場合は、結婚の可否を決める前に、生活の具体像を話すことが先です。
何を確認すればいいか分からない場合は、真剣交際で話しておきたいことリストにまとめています。
「今は結婚できない」と言われたときの聞き方
「今は無理」と言われると、「じゃあいつ?」「私とは結婚したくないの?」と聞きたくなりますよね。
ただ、いきなり結論を取りにいくより、具体化する質問へ変えたほうが話しやすくなります。
「いつ頃なら考えられそう?」
「何が一番引っかかってる?」
「それが整ったら次は何をする?」
ここで注意したいのは、相手の不安をあなたが全部解決してあげようとしないことです。
本人が自分の課題として向き合い、二人で扱えるかを見ることが大切です。
重くなりにくい結婚の話の切り出し方
会話サポートをしていて感じるのは、同じ内容でも、入り口の言葉で相手の受け取り方が大きく変わることです。
最初からYES・NOを求めない
いきなり、
「私と結婚するの?しないの?」
と聞けば、答えを出せない人ほど会話そのものを避けやすくなります。
まずは、
と現在地を聞きます。
次に「不安」を聞く
相手が迷っているなら、
と続けます。
最後に「次に話す日」を決める
その日のうちに結論が出なくても構いません。
と次につなげます。
「結婚の期限」より先に「次に話す日」を決める
期限を持つこと自体が悪いわけではありません。
あなたにも、仕事、住まい、子どもを希望するかどうかなど、大切にしたい人生計画があります。
ただ、
「3か月以内に結婚するか答えて」
だけになると、話し合いが結論の押し合いになりやすくなります。
期限ではなく再確認日を置く
たとえば、相手が「転職が落ち着いたら」と話しているなら、
とします。
次に話すときは「変化」を確認する
再び話す日には、
- 前に話していた課題は変わったか
- 具体的な行動があったか
- 新しく分かったことはあるか
- 次に進めることは何か
を確認します。
期限は相手を試すものではなく、二人とも無期限に曖昧な状態にならないための目安として使います。
同棲しているのに結婚が進まないときに確認すること
同棲しているから結婚が遅れる、と一律には言えません。
問題になりやすいのは、同棲の目的や今後について話さないまま、生活だけが続くことです。
同棲を始めたとき、結婚について何を話していた?
「結婚を前提に同棲した」のか、「一緒に住んでから考える」だったのかでも意味が違います。
まず、当初の認識が同じだったかを確認します。
今は何が止まっている?
入籍時期、親への挨拶、住まい、仕事など、何が止まっているのかを一つに絞ります。
生活の負担に偏りはない?
家事や生活費がどちらか一方へ大きく偏っているなら、結婚を進める前に生活のルールを見直すことも必要です。
同棲中こそ、「結婚してくれるか」だけでなく、二人で生活上の課題を話し合えるかを見てください。
ENSHAREの成婚事例|結婚したい気持ちがあっても途中で迷うことはある
ENSHAREで活動された20代後半男性の成婚事例をご紹介します。
この方は活動約3か月で成婚退会されましたが、交際途中にはマリッジブルーを経験しています。
一方で、お相手との関係の中では結婚式場や新居探しなど、具体的な準備も進んでいきました。
私も、本人の気持ちや状況を一緒に整理しながら、結婚への意思を確認していきました。
その他の実際の成婚事例は、ENSHAREの成婚実績・成婚事例でご覧いただけます。
それでも具体化しない場合は「彼の理由」より「私はどうしたい?」へ戻る
何度聞いても、
- 「そのうち」
- 「まだ分からない」
- 「今じゃない」
だけで、次に話す日も具体的な課題も行動も決まらないことがあります。
その段階では、「本当は何を考えているのか」と相手の気持ちを推測し続けるより、あなた自身へ視点を戻します。
自分はいつ頃までに結婚したい?
相手を急かすためではなく、自分自身の人生計画として考えます。
今の状態をあと半年・1年続けられる?
待つ期間に正解はありません。
ただ、自分が苦しくなっているのに「彼が決めるまで待つ」だけにしないことは大切です。
本当の悩みは「彼が決めない」ではなく「この人と結婚していいか」になっていない?
自分自身も相手との結婚に迷っているなら、問題は別です。
その場合は、この人と結婚していいか迷ったときの判断ポイントで整理してください。
結婚意思そのものが確認できないなら専門記事へ
相手が「結婚したい」とも言わない、将来の話を避け続ける、結婚願望そのものが薄い可能性を感じる場合は、結婚する気がない彼氏への向き合い方へ進んでください。
結婚の決心がつかない男性についてよくある質問
まとめ|結婚の決心がつかない男性には「心理」より具体性を見る
彼が結婚を決めてくれないと、「私に魅力がないのかな」「本当は結婚する気がないのかな」と理由を探したくなると思います。
でも、相手の気持ちを推測し続けるより、まず確認したいのは次の3つです。
- いつ頃なら考えられそうか
- 何が整えば進められそうか
- 次に何をするのか
具体的な課題が見え、次の一歩を一緒に考えられるなら、迷いを整理しながら進める余地があります。
一方、何度話しても何も具体化せず、あなた一人だけが待ち続けているなら、「彼がいつ決めるか」ではなく、私はこの関係をどうしたいのかへ視点を戻してみてください。




