はじめまして。大阪・梅田の結婚相談所「婚活サロンENSHARE(エンシェア)」代表の高見真紀です。ファッションデザイナーとしての経験を活かして、見た目改善と第一印象アップ、会話サポートで20代・30代の短期成婚をサポートしています。
真剣交際の男性心理が分からなくて、彼がどこまで本気なのか、仮交際との違いや真剣交際の期間、温度差や距離の取り方、LINEの頻度、結婚への本気度、告白のタイミングや決め手など、モヤモヤしていませんか?
真剣交際の男性心理は、恋人気分でうれしさ全開な面と、結婚を現実的に考える不安な面が同時に動いています。そこに仮交際の男性心理との違いや、真剣交際で距離を置く・連絡が減る・不安になるといった揺れも加わるので、女性側から見ると「え、今どういうつもり?」と読み取りづらいんですよね。
この記事では、結婚相談所で日々会員さんをサポートしている立場から、真剣交際の男性心理をできるだけ分かりやすく言語化しつつ、「本命サイン」と「迷っているサイン」の違い、そしてあなたがどう関われば成婚に近づくかを具体的にお伝えしていきます。
- 真剣交際で男性が本命女性にだけ見せる態度とサインが分かる
- 男性が密かに抱えている結婚への不安と本音が分かる
- 成婚につながる聞き方・寄り添い方・関わり方のコツが分かる
- 真剣交際に迷っている男性心理の見極め方と対処法が分かる
真剣交際で男性が本命彼女にだけ見せる態度
ここでは、真剣交際に入った男性が「本命の彼女」にだけ無意識に見せている態度について、私がカウンセリング現場で見てきたリアルなパターンをお伝えします。仮交際との違いや、遊びなのか本気なのかを見極めるヒントにもなるので、当てはめながら読んでみてくださいね。
恋人気分と「安心して素を出す」モード
真剣交際に入った男性の多くは、頭の中では「ようやく彼女になってくれた」と受け止めています。特に結婚相談所の活動では、仮交際中はどこか面接モードですが、真剣交際に入った途端、一気に「恋人モード」に切り替わる男性が本当に多いです。
本命彼女にだけ出る「素のゆるみ」
本命の彼女に対しては、男性は少しずつガードを下げていきます。例えばこんな変化です。
- 敬語が減って、くだけた口調が増えてくる
- 仕事のグチや弱音など、かっこよくない話もし始める
- 「今日ちょっと疲れててさ」など、コンディションを正直に伝えてくる
- LINEの文章が短くても、「おはよう」「おつかれ」と頻度は落とさない
これは、あなたに対して「嫌われない」という安心感がある証拠なんですよね。逆に、いつまで経っても良い顔だけを見せ続けてくる場合は、まだどこかでテストされている段階かもしれません。
男性はプライドが高いと言われますが、実は本命女性の前では「カッコつけたい気持ち」と「甘えたい気持ち」が共存しています。このバランスが絶妙なんです。
「素」が出てきたときの受け止め方
ここで大事なのは、素が出てきた男性をどう受け止めるか。イラッとしてしまう瞬間もあると思いますが、いきなりダメ出しをするよりも、
- 「そういう一面もあるんだね」と一度受け止める
- どうしてそう思ったのか、背景を聞いてみる
- そのうえで、あなたの希望や感じ方をやわらかく伝える
この順番を意識してもらえると、男性は「この人には本音を話しても大丈夫」と感じて、さらに心を開いてくれます。
本命にだけ増える「未来に紐づいた話題」
真剣交際での男性心理を見るうえで、私が一番チェックするのが「話の時間軸」です。本命女性には、どうしても未来の話が増えていきます。
未来に紐づく具体的な会話の例
例えば、こんなテーマが出てきているか振り返ってみてください。
- 住まいの話(どのエリアが通勤しやすいか、実家との距離など)
- お金の話(家賃のイメージ、共働きか専業か、将来の貯金の仕方)
- ライフスタイル(休みの日の過ごし方、家事の分担のイメージ)
- 子どもについて(欲しいかどうか、タイミングの希望など)
これらを「軽い雑談」ではなく、あなたの意見をしっかり引き出そうとしているなら、本気度はかなり高いです。「あなたと一緒に暮らすなら」という前提でイメージしているからこそ、細かく聞きたくなるんですね。
男性の「将来の話」の雰囲気をざっくり表にすると、こんなイメージです。
| 話し方の特徴 | 本命度が高いケース | 様子見なケース |
|---|---|---|
| 住まいの話 | 「通勤を考えると◯◯駅あたりどう?あなたはどのエリアが良さそう?」 | 「◯◯って家賃高いらしいよね〜」で終わる雑談 |
| お金の話 | 「結婚後の家計管理、どういう形が安心できそう?」 | 「お金はまぁ何とかなるでしょ」と深掘りしない |
| 子どもの話 | 「もし子どもを持つなら、いつ頃がいいって考えてる?」 | 「子ども好きだよ〜」くらいで具体化しない |
結婚や共働きへの不安も「本気の証」
最近は共働き世帯が増え、結婚後の働き方や家計について不安を抱える男性も多いです。厚生労働省の白書でも、共働き世帯が長期的に増加していることが示されています(出典:厚生労働省「令和5年版 厚生労働白書 図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移」)。
だからこそ、真剣交際に入ると、男性側も
- 「自分の年収で本当にやっていけるのか」
- 「あなたの仕事とのバランスはどうなるのか」
- 「どこまで頼っていいのか、どこからは自分が頑張るべきか」
といったところを、かなり真面目に考え始めます。ここで不安を口にしてくれる男性は、決して頼りないのではなく、ちゃんと現実を見て責任を取りたいと考えているタイプ。そこに寄り添えるかどうかが、成婚に進むうえでの大きな分かれ道になりますよ。
会う頻度とLINEの安定感
最後に、本命彼女にだけ見せる「時間の使い方」と「連絡の仕方」についてお話します。真剣交際の男性心理は、口よりもスケジュールに出ます。スケジュールは、そのまま優先順位です。
会う頻度は「量より安定感」をチェック
活動されている女性からよく聞くのが「毎週会えない=本気じゃないのかな?」という不安。でも、忙しい男性会員さんをたくさん見てきている立場からお伝えすると、大事なのは頻度の多さより「安定感」です。
例えば、本命の女性に対してはこんな特徴があります。
- シフト制でも、休みが出たら真っ先にあなたとの予定を確保しようとする
- 会えない週があっても、「翌週のどこかでは必ず会う」ペースを守ろうとする
- 直前キャンセルになってしまったとき、代わりの日程をすぐに提案してくれる
逆に、彼の都合だけでドタキャンが続く、代替案が出てこない場合は、残念ながら本命度は高くありません。ここはシビアに見ていいところです。
LINEは「ラリーの長さ」より「安心できるか」
LINEについても、「マメさ=本気度」と思われがちですが、そこまで単純ではありません。仕事の内容や性格によってもかなり差が出ます。ただし、多くの真剣交際中の本命パターンには、次のような共通点があります。
- 既読スルーが何日も続くことはほぼない(遅くてもその日のうち、忙しくても翌日には返信)
- 用件だけでなく、「お疲れさま」「今日はどうだった?」など気遣いの一言が入る
- 会う予定が近づくと、具体的な時間・場所・持ち物などをきちんと共有してくれる
注意ポイント
「LINEだとイマイチ温度が分からない…」というときは、そこだけで結論を出さないことも大切です。デート中の様子(目を見る頻度、話を聞く姿勢、帰り際の名残惜しさなど)とセットで、本命度を判断していきましょう。
あなたからできる「一歩踏み込んだ確認」
もし「私って本命なのかな?」とモヤモヤするときは、ストレートに聞く前に、こんな聞き方をしてみてください。
- 「◯◯さんにとって、今の私との関係ってどんな感じ?」
- 「真剣交際に入ってみて、不安なこととかある?」
- 「今後のペース感とか、一緒に決めていきたいな」
こうした質問をきっかけに、彼の中の温度感や不安が言葉になってきます。ここで逃げずに対話しようとしてくれる男性は、十分本命候補です。逆に、話をはぐらかす、真面目な話を極端に避ける場合は、早めに担当カウンセラーに相談して、今後どうするか一緒に考えていきましょう。
真剣交際の男性心理は、「態度」「時間の使い方」「未来の話」にとても素直に表れます。ひとつひとつのサインを丁寧に拾いながら、あなた自身が安心して進める関係かどうかを一緒に確認していきましょうね。
真剣交際で男性が密かに抱える心配事とは
真剣交際に入ると、男性は嬉しさと同じくらい、実はいろんな不安を抱えています。あなたの前では明るく振る舞っていても、心の中では「本当にやっていけるかな…」とグルグル考えていることが多いんですね。ここでは、私が日々のサポートでよく耳にする「男性が密かに抱えている心配事」を、具体的に整理してお伝えします。
ポイント
男性は「経済」「仕事」「家庭生活」「親・家族」「自分への自信」の5つの軸で不安を抱えやすいです。どれも「あなたを大事にしたいからこそ」出てくる気持ちだと思って読んでみてくださいね。
経済面:「本当に養っていけるかな」の不安
真剣交際に入った男性の心配ごとで一番多いのが、やっぱりお金のことです。年収が高い・低いに関わらず、ほとんどの男性が一度は
- 結婚したら今の収入でやっていけるかな
- 子どもができたら教育費は大丈夫かな
- 住宅ローン、本当に組んで大丈夫かな
といったことを考えています。特に最近は物価も上がっていますし、ニュースでも将来不安な情報が多いので、余計にプレッシャーを感じやすいんですね。
「ちゃんとしなきゃ」がプレッシャーになりやすい
多くの男性は、頭のどこかで「自分が家族を守らなきゃ」「相手の女性を幸せにしなきゃ」という強い責任感を持っています。共働きが当たり前になった今でも、「自分が大黒柱にならないと」という価値観は根強く残っています。
内閣府の結婚・家族形成に関する調査でも、結婚や出産をためらう理由として経済的な不安を挙げる人は非常に多いとされています(出典:内閣府・少子化社会対策に関する調査研究 等)。こうした背景もあって、真剣交際の男性が「お金のこと」を気にするのは、ある意味とても自然なことなんです。
豆知識
カウンセリングの現場では、年収700万以上の男性でも「自分はまだまだで…」と不安を口にされることがあります。数字の高さよりも、本人の中の「理想の夫像」とのギャップがストレスになっているケースが多いですよ。
女性側にできる寄り添い方のヒント
経済面の不安に関して、女性がやってはいけないのは「そんなの大丈夫でしょ」と軽く流してしまうことです。励ましているつもりでも、「ちゃんと考えてるのに、分かってもらえてない」と感じさせてしまうことがあります。
おすすめの声かけ例
- 「不安に感じてくれていること自体が、すごく頼もしいなと思うよ」
- 「全部1人で背負い込まなくていいからね。私も働くつもりだよ」
- 「一緒にざっくりライフプラン考えてみようか」
こんなふうに、「一緒に考えるスタンス」を出してあげると、男性はぐっと安心しやすくなります。
男性が気にしがちなお金のポイント一覧
| テーマ | 男性がよく気にしていること |
|---|---|
| 毎月の生活費 | 今の収入で、家賃・光熱費・食費をまかなえるのか |
| 貯金 | 結婚前にいくらあればいいのか、自分の貯金額は少なすぎないか |
| 住宅 | 賃貸でいいのか、いつ持ち家を検討すべきか |
| 教育費 | 子どもが私立に行きたいと言ったらどうしよう…などの漠然とした不安 |
仕事・キャリア:「今の働き方のままで大丈夫?」
次に多いのが、仕事やキャリアについての不安です。真剣交際に入ると、男性は急に
- 転勤が多い仕事だけど、彼女はついてきてくれるだろうか
- 今は残業ばかりだけど、結婚してからもこれでいいのかな
- 転職したい気持ちもあるけど、今動くのは無責任かな
といったことをモヤモヤ考え始めます。特に30代前後の男性は、キャリアの転機と婚活のタイミングが重なりやすく、「結婚と仕事、両方どう組み立てるか?」で悩みがちです。
「仕事を理解してくれるか」が大きな安心材料に
男性にとって、仕事は自分のプライドにも直結しているテーマです。だからこそ、
- 忙しい時期にデートが減っても、責められないか
- 転職や独立の可能性を話しても、否定されないか
- 逆に、安定志向の自分をガッカリされないか
といったことを敏感に気にしています。あなたが仕事の話をどんな表情で聞いてくれるかで、男性の安心度は大きく変わります。
高見が見てきた「うまくいくカップル」の共通点
- 仕事の愚痴をただ聞くだけでなく、「それは大変だね」と一度気持ちを受け止めている
- 転勤や転職の話も、いきなり結論を出さず「まずはどうしたいのか教えて」と聞いている
- 「この先、働き方をどうしていきたい?」と将来像にも興味を持って質問している
家庭生活のイメージがまだつかめない不安
一見、ラブラブに見える真剣交際カップルでも、男性の中では「具体的な家庭像がまだ見えていない」ことが不安につながっているケースも多いです。
- 家事はどれくらい分担できるだろう
- お互いの生活リズムは合うのかな
- 休日の過ごし方が違いすぎないかな
こういったことって、話してみないと本当にわからないですよね。だからこそ、「なんとなく一緒にいるのは楽しいけど、生活となるとイメージしきれない」と感じてブレーキがかかる男性もいます。
小さな話題から「生活のすり合わせ」を始めてみる
いきなり「家事分担どうする?」と聞くと、重く感じてしまう男性もいます。そんなときは、日常会話の中で少しずつ生活イメージの話を混ぜていくのがおすすめです。
- 「平日の夜って、普段何時くらいにごはん食べてる?」
- 「掃除って、どのタイミングでやることが多い?」
- 「休日は、お出かけ派?おうちでのんびり派?」
こんなライトな質問からでOKです。お互いの「ふだんの暮らし」が少しずつ見えてくると、男性の中で「一緒に暮らしている絵」が描きやすくなり、不安も自然と薄まっていきます。
注意
生活の話をするときに、あまりにも理想を詰め込みすぎると、男性は「自分にはハードルが高すぎるかも…」と感じてしまうことがあります。完璧を求めるのではなく、「お互いの得意・不得意を出し合って、足りないところはフォローし合おうね」というスタンスを意識してみてくださいね。
家族・親への説明や反対がこわい
実は、真剣交際が進んでくると、男性の中で大きくなってくるのが「親にどう紹介しよう」「もし反対されたらどうしよう」という不安です。特に、親との距離が近い男性や長男さんに多いですね。
- 親がどんな反応をするか、なんとなく想像がついてこわい
- あなたの家族との相性も気になるけれど、どう切り出せばいいかわからない
- 親の期待が大きくて、それに応えられているか不安
こうした気持ちは、男性自身も「ちょっと情けないかな」と思ってしまい、なかなか口に出しにくいテーマだったりします。
「味方でいるよ」というメッセージが何よりの支え
ご両親への挨拶のタイミングや方法は、正解が1つではありません。ただ、どんなパターンであっても、男性にとって大きな安心材料になるのは、あなたからの
- 「一緒にタイミング考えようね」
- 「もし何か言われても、私はあなたの味方だよ」
といったメッセージです。これを早めに伝えてあげるだけでも、男性の「家族関連の不安」はかなり軽くなります。
自分への自信のなさ・過去恋愛のトラウマ
最後に、意外と多いのが「自分自身への自信のなさ」から来る不安です。
- 過去の失恋経験が引っかかっていて、また同じ失敗をするのではないかと怖い
- 恋愛経験が少なくて、正しい距離感がわからない
- あなたのことは好きだけど、「自分なんかでいいのかな」と感じてしまう
こういった気持ちが強い男性は、真剣交際に入ってもなかなか踏み込んだ話ができなかったり、プロポーズの決断に時間がかかったりします。「優柔不断なのかな?」と見えることもありますが、実はとても慎重で真面目なだけ、というパターンも多いんです。
高見からひと言
ここまでお伝えしてきたように、真剣交際で男性が密かに抱えている心配事は、「あなたを大切にしたい」「ちゃんとしたい」という優しさや責任感から生まれているものがほとんどです。だからこそ、女性側がその不安を責めるのではなく、「そう感じてくれているんだね」と受け止めてあげることが、2人の関係をぐっと深めるカギになってきます。
真剣交際で成婚を引き寄せる女性の寄り添い方・聞き方
男性心理を理解したうえで、次に大事なのが「どう寄り添うか」。ここが上手な女性は、真剣交際から成婚までとてもスムーズです。逆にここでちょっとだけ関わり方を変えるだけで、男性の決断スピードが一気に変わることも少なくありません。
「どうしたいか」より先に「どう感じているか」を聞く
真剣交際が進んでくると、つい
- いつプロポーズしてくれる?
- いつ頃入籍したい?
と「いつ・何をするか」ばかりを聞きたくなりますよね。でも、男性側の不安をほどいていくには、先に「今どんな気持ちでいるのか」を丁寧に聞いてあげる方がうまくいきます。
例えば、
- 最近、結婚のことどう感じてる?不安なこととかある?
- 仕事と結婚のバランス、どんなイメージ持ってる?
のように、ジャッジするための質問ではなく、「あなたの本音を知りたい」というスタンスで聞くのがポイントです。
意見のぶつかりを「正解探し」ではなく「落としどころ探し」に変える
結婚の話をしていると、必ずと言っていいほど価値観の違いは出てきます。でも、そこで「どっちが正しいか」を争うと、途端に雰囲気がぎくしゃくしてしまいます。
おすすめは、次の3ステップです。
- まず相手の考えを最後まで聞き切る
- 「そう思う理由」を質問して深掘りする
- 自分の考えと共通点・すり合わせポイントを探す
このプロセスを丁寧に踏めるカップルは、真剣交際中に多少ぶつかっても、むしろ「話し合える安心感」が強くなって、成婚率がぐっと上がります。
「完璧なギブ&テイク」ではなく「補い合い」を前提にする
家事分担・お金の負担・子育て…どれも、きっちり50:50を目指そうとすると苦しくなりがちです。
例えば、
- 平日は彼が帰りが遅いから、料理は私がメイン
- その分、休日の掃除・ゴミ出しは彼が担当
- 子どもの行事はお互いの仕事状況を見て調整
のように、「お互いの得意・不得意」と「ライフスタイル」を前提に、長い目で見てフェアになっていればOKくらいの感覚を共有できると、お二人ともずっと楽になりますよ。
寄り添い方のコツ
・不安を否定せず「そう感じるよね」と一度受け止める
・意見が違っても敵にならず「チーム」として考える
・完璧主義より「2人で幸せに暮らせるか」を基準にする
真剣交際で男性が「この人となら」と決める瞬間の心理
では、男性はどんな瞬間に「この人となら結婚したい」と決めるのでしょうか。ドラマみたいな大きな出来事よりも、実は「小さな積み重ね」で決まることがほとんどです。
安心感と尊重されている感覚がそろったとき
多くの男性が口にするのは、
- 一緒にいてホッとする
- 自分の考えをちゃんと尊重してくれる
- 弱いところを見せても受け止めてくれる
という感覚です。見た目や条件ももちろん大事ですが、最終的な決め手は「この人の隣なら、これからの人生を頑張れそう」と感じられるかどうかなんですね。
「自分だけ頑張る関係じゃない」と分かった瞬間
真剣交際中、男性がぐっと気持ちを決めやすくなるのが、
- 体調が悪いときに気づかってくれた
- 仕事で落ち込んでいるときにそっと支えてくれた
- 自分の家族のことも一緒に考えてくれた
といった場面です。「自分だけが頑張るんじゃなくて、この人も同じくらい一緒に歩いてくれる」と分かると、男性は一気に覚悟を固めやすくなります。
結婚後の生活イメージが「無理なく」描けたとき
真剣交際男性心理で大きいのが、「毎日の生活イメージが湧くかどうか」。
- 平日の夜、どんな風に過ごしていそうか
- 休日に2人で何をしていそうか
- ケンカしたときに一緒に乗り越えていけそうか
このあたりが無理なく描けるようになると、「この人となら大丈夫そうだな」と心が決まっていきます。逆に、違和感が強すぎる場合は、もう一度すり合わせが必要なサインです。
本気男性だけが見せる真剣交際中の行動5選
ここからは、現場でよく見る「本気度の高い男性だけが見せる行動パターン」を5つに絞ってご紹介します。全部そろっていなくてもOKですが、いくつ当てはまるか見てみてくださいね。
1. 次のデートの具体的な予定を自分から立てる
「また会えたらいいね」で終わらず、
- 日程候補をいくつか出してくれる
- お店の候補を調べて提案してくれる
- あなたの好みを踏まえたプランを考えてくれる
といった行動があるかどうかは、本気度を測るうえでとても分かりやすいポイントです。
2. 家族・仕事・過去のことなどプライベートをちゃんと話す
本気の男性は、自分の弱い部分も含めてオープンにしていきます。
- 家族との関係や今後のこと
- 仕事のやりがい・悩み・キャリアプラン
- 過去の失敗経験や恋愛での反省点
こうした話をしてくれるのは、「あなたに自分をちゃんと知ってほしい」という気持ちの表れです。
3. 毎回のデート後にきちんとお礼と感想を送ってくる
デート後に、
- 今日はありがとう、こんなところが楽しかった
- また◯◯に行きたいね
と具体的な感想を添えてくれる男性は、あなたとの時間を大事にしています。文章が長いかどうかよりも、「きちんと振り返っているか」を見てあげてください。
4. 価値観の違いにぶつかっても向き合う姿勢がある
意見が食い違ったとき、
- 黙り込んで終わらせない
- 後日でもちゃんと話し合おうとしてくれる
- 自分の非も認めて歩み寄ろうとする
こういった行動は、結婚後のパートナーとして非常に心強いポイントです。本気の男性ほど、ここをおろそかにしません。
5. 担当カウンセラーをうまく活用している
結婚相談所ならではの本気サインがこれです。あなたの相談所・彼の相談所、どちらにもきちんと相談しながら進めている男性は、
- あなたとの関係を大事にしたい
- 失敗したくないからこそプロの意見を聞きたい
と考えていることが多いです。交際の裏側でどんなやり取りをしているかは本人から見えませんが、カウンセラー経由で「彼、すごく真剣に考えてくれていますよ」と聞くケースは本当に多いですよ。
真剣交際に迷うときの男性心理と見極め方
ここからは少しシビアな話になりますが、「迷っている男性心理」も知っておくと、自分を守ることにもつながります。迷い=即NGではありませんが、どんなサインが出やすいのかは知っておきましょう。
決めきれない男性が抱えている3つの迷い
真剣交際に入ってもなかなか前に進めない男性は、大きく分けて次の3つの迷いを抱えていることが多いです。
- 相手への気持ちが「好き」まで高まり切っていない
- 条件面(年収・住まい・家族など)で引っかかりがある
- そもそも結婚そのものへの覚悟がまだ持てていない
どれに当てはまりそうかによって、関わり方も変わってきます。
「時間をかければ進む迷い」と「時間をかけても変わらない迷い」
大事なのは、
- 一緒に過ごすほど安心感や好意が増えているか
- 話し合いを重ねるほど、すり合わせができてきているか
という「変化」を見ていくことです。会うたびに少しずつ前向きな言葉が増えているなら、もう少し様子を見る価値はあります。一方で、
- 具体的な話題を出すといつも話をそらされる
- 将来の話になると「まだ分からない」とだけ言う
といった状態が長く続く場合は、カウンセラーも交えて一度しっかり状況を確認した方が良いかもしれません。
こんなときは一人で抱え込まないで
・真剣交際期間が長くなっているのに具体的な話が進まない
・不安を伝えても「大丈夫だよ」とだけ言われて中身がない
・あなたが我慢ばかりしていて、楽しいよりしんどい気持ちが勝っている
こういう時は、担当カウンセラーに状況をそのまま話して、客観的なアドバイスをもらってくださいね。
男性心理を踏まえた「不安にさせない関わり方」
最後に、「どう関わればお互いに不安が少なくなるか」をまとめていきます。ここは、真剣交際だけでなく、結婚後の関係づくりにも直結する部分です。
言葉と行動で「私はあなたと向き合うつもりだよ」と伝える
男性は、はっきり言葉にしてもらえると安心します。
- ◯◯さんとの結婚を真剣に考えているよ
- 不安なことも一緒に話し合って決めていきたい
こういった言葉を、タイミングを見て一度きちんと伝えてあげると、男性は「自分だけが一方的に追いかけている訳じゃないんだ」と感じて、覚悟を固めやすくなります。
「察してほしい」を減らして、お願いベースで伝える
女性側のあるあるが、「これくらい分かってほしい」という気持ちです。もちろんそう思うのも自然なのですが、男性心理的には少しハードルが高いことも多いです。
例えば、
- もっと〇〇してほしい → 「週に1回は電話できたらうれしいな」
- 結婚の話をちゃんとしてほしい → 「今度会うとき、将来の住む場所の話をしてみない?」
のように、具体的なリクエストとしてやんわり伝えるだけで、男性にとっては一気に動きやすくなります。
自分の気持ちも、相手の気持ちも大事にする
真剣交際になると、「せっかくここまで来たし」「私が我慢した方が早いかな」と、自分の気持ちを後回しにしてしまう女性も多いです。でも、それでは成婚退会できたとしても、結婚生活がしんどくなってしまいます。
大事なのは、
- 相手の不安もちゃんと理解しようとすること
- 同じくらい、自分の不安や希望も丁寧に伝えること
この2つのバランスです。どちらかだけを優先するのではなく、「2人で一緒に考えるスタンス」を持てると、真剣交際の時間がぐっと豊かになりますよ。
真剣交際の男性心理まとめ
真剣交際の男性心理は、
- 恋人気分で浮かれている部分
- 結婚を現実的に考えて不安になる部分
この両方が同時に動いている、とても揺れやすい状態です。
だからこそ、女性側が男性心理を知っておくだけで、「なんでこうなるの?」というモヤモヤが「そういう気持ちなんだろうな」に変わっていきます。そして、そこに少しの優しさと具体的なコミュニケーションを乗せていけば、お二人の関係はちゃんと前に進んでいきます。
もし今、真剣交際中で不安や迷いが出てきているなら、一人で抱え込まずに、あなたの相談所のカウンセラーに遠慮なく相談してくださいね。状況を整理して、どんな選択肢があるか一緒に考えるだけでも、心がふっと軽くなるはずです。
婚活サロンENSHAREでも、真剣交際のご相談はとても多いです。見た目や会話だけでなく、「心のすり合わせ」までしっかり伴走していきますので、必要であれば無料カウンセリングも活用してください。
この記事が、あなたの真剣交際を一歩前に進めるヒントになればうれしいです。








