「結婚指輪を2人で10万円くらいにしたいけれど、安すぎる?」
「10万円でもプラチナは選べる?」
「結婚指輪は長く使うものだから、安くして後悔しないか心配」
婚活サロンENSHARE代表・婚活カウンセラーの高見真紀です。
成婚後は、両家への挨拶、指輪、入籍、新居など、いろいろな準備が続きます。結婚指輪も大切ですが、私は「平均額に合わせるために無理をしてください」とは考えていません。
結論からいうと、結婚指輪は2人で10万円以内でも購入できます。
ただし、2026年の平均購入額と比べるとかなり低めの予算です。そのため、どのブランド・素材・デザインでも自由に選べる価格帯ではありません。
大切なのは、「10万円だから安物」と決めることでも、「一生ものだから平均以上を出さなければ」と考えることでもありません。
素材、着け心地、サイズ直し、保証まで確認したうえで、2人が納得して選べるかです。
2026年の結婚指輪相場は2人で平均33万1,000円
まず、「2人で10万円」が現在の相場の中でどのあたりなのか確認しておきましょう。
ゼクシィが紹介している「結婚マーケット調査2025」では、結婚指輪2人分の平均購入額は33万1,000円です。
価格帯では、20万〜25万円未満が19.8%で最も多く、30万〜35万円未満が17.8%。10万〜15万円未満も10.7%います。
出典:ゼクシィ「2026年最新版 結婚指輪の人気ランキング~デザイン・ブランド・価格相場etc.~」
ですから、2人で10万円は「現在の平均的な予算」ではありません。
ただし、平均より安いことと、買えないことは別です。
2人10万円以内で実際に選べる結婚指輪はある?
「平均よりかなり低いなら、本当に商品があるの?」というところが一番気になりますよね。
2026年8月28日に各社公式サイトを確認すると、現在もペア10万円以内の商品は実在します。
参考:Anelli di Ginza「ペア10万円以内~20万円以内の結婚指輪」
このように、「2人で10万円=ネット上だけの非現実的な予算」ではありません。
一方で、大手ブライダルブランドのプラチナリングなどまで含めて自由に選びたい場合は、10万円を超えるケースが増えます。
なぜ結婚指輪は5万円・10万円・30万円以上と価格差がある?
価格差を見ると、「高い指輪ほど丈夫で、安い指輪はすぐダメになるの?」と思うかもしれません。
でも、価格は一つの理由だけで決まるわけではありません。
主に次のような違いがあります。
ですから、「10万円だから品質が悪い」「30万円だから必ず自分たちに合う」とは判断できません。
何を削って価格が抑えられているのか、その代わりに何が含まれているのかを見ることが大切です。
2人で10万円なら何を優先する?予算の決め方
私は結婚指輪の専門販売員ではありませんが、成婚後のカップルには「結婚は指輪を買って終わりではない」ということをお伝えしています。
入籍前後には、新居、引っ越し、家具・家電、両家の顔合わせ、結婚式、新婚旅行など、さまざまなお金が動くことがあります。
だから、指輪だけを見て予算を決めるのではなく、これからの生活全体を一度見てください。
最初に2人で決めたい3つ
- 上限はいくらにするか
「できれば10万円」なのか、「絶対に10万円以内」なのかで探し方が変わります。 - 何を優先するか
プラチナ、ブランド、ダイヤ、着け心地、保証など、二人とも優先順位が同じとは限りません。 - 何なら柔軟に考えられるか
完全なお揃いにするか、素材やデザインを別にするかなども含めて考えます。
成婚後に必要になる手続きや費用をまとめて確認したい方は、成婚後にやることと結婚準備も参考にしてください。
2人10万円で後悔しないための7項目チェック
価格が低い指輪を選ぶときほど、「安かった」で終わらず、購入後まで確認しておくことをおすすめします。
プラチナ・ゴールド・チタンなど素材表示の見方
低価格帯の指輪を比較するときは、「色」ではなく素材表示を見ることが重要です。
一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)では、貴金属の品位を千分率で表示する方法を案内しています。
例えば、
「プラチナカラー」とプラチナは分けて見る
見た目が白い金属でも、プラチナとは限りません。
商品名の雰囲気だけではなく、Pt950・Pt900など実際の素材表示を確認してください。
オンライン購入の場合も、素材や仕上げの説明が分からなければ購入前に販売店へ確認することをおすすめします。
金属アレルギーが心配なら「この素材なら絶対大丈夫」と決めない
「チタンだから絶対に安心」「ニッケルフリーだから誰でも大丈夫」と一律に考えるのも避けた方がよいでしょう。
JJAでは、金属によるアレルギー性接触皮膚炎について説明し、原因となる金属は一種類とは限らないと案内しています。
過去にアクセサリーでかゆみや炎症が出たことがある場合は、販売店に使用金属を確認し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
参考:一般社団法人日本ジュエリー協会「金属アレルギーについて」
高い結婚指輪ほど後悔しない?価格より確認したい4項目
2026年版ゼクシィの調査では、結婚指輪を決める際に重視した項目は次の順でした。
つまり、価格は重要ですが、それだけで指輪を選んでいるわけではありません。
私なら特に、次の4つを一緒に見ます。
- 毎日見ても好きだと思えるデザインか
- 日常生活で無理なく着けられるか
- 素材や品質に二人が納得しているか
- 予算が今後の生活を圧迫しないか
ブランド名や価格だけでなく、実際に手に着けたときの感覚まで確認してください。
高見真紀が試着で確認してほしい5つ
私はジュエリー鑑定士ではありませんが、ファッションデザイナーとして服や色、全体のバランスを見てきました。
指輪を試着するときも、ショーケースの中で一番きれいに見えるかだけではなく、その方の日常になじむかを見てほしいと思っています。
10万円から15万円・20万円に予算を上げると何が変わる?
お店を見て、「あと5万円出せば選択肢が増える」と迷うこともあると思います。
予算が上がると一般的には、ブランド・素材・リング幅・宝石・デザインなどの候補が広がります。
ただし、「10万円では足りないから20万円にした方がいい」という意味ではありません。
試着してみて本当に欲しいものが15万円なら、5万円増やす価値を二人で考える。
逆に、77,000円の指輪を二人とも気に入ったなら、平均額に近づけるために高い指輪へ変える必要はありません。
ティファニーなどブランドを決めている場合は予算を別に考える
「予算は10万円だけれど、ティファニーが欲しい」というように、先にブランドが決まっている場合は考え方が変わります。
ブランドによって基本となる価格帯が違うためです。
その場合は「10万円以内のブランドを探す」より、欲しいブランドの現行商品価格を確認してから、予算そのものを検討した方が分かりやすくなります。
ティファニーを検討している方は、ティファニーの結婚指輪の価格・相場と選び方をご覧ください。
結婚指輪のお金は誰が出す?
「2人で10万円」と決めたあとに、誰が支払うかで迷うカップルもいます。
ここにも一つの正解はありません。
2025年9月にゼクシィ花嫁1000人委員会のメンバー92人が回答した参考調査では、次の結果でした。
※回答数100人未満のため、ゼクシィでも参考値として掲載されています。
大切なのは、「男性が払うのが普通」「きっちり半分が公平」と決めつけることではありません。
これから一緒に生活する二人なので、指輪代をきっかけに、お金について自然に話してみるのもよいと思います。
結婚指輪2人10万円についてよくある質問
結婚指輪は2人で10万円だと安すぎますか?
2026年の平均33万1,000円と比べるとかなり低めの予算ですが、ペア10万円以内の商品は現在も実在します。「安すぎるか」ではなく、素材・着け心地・保証まで納得できるかで判断してください。
2人10万円でもプラチナの結婚指輪は買えますか?
選択肢は限られますが、2026年8月時点でAnelli di Ginzaはペア10万円以内のカテゴリーにプラチナ素材の商品も用意していると公式案内しています。ただし素材・サイズ・価格は購入前に必ず確認してください。
5万円くらいのペア結婚指輪もありますか?
あります。2026年8月確認時点では、BIJOUPIKOのBONDS「Begin」がチタン製で各24,750円〜、2本合計49,500円〜と公式掲載されています。
安い結婚指輪はすぐ変形しますか?
価格だけから変形しやすさを判断することはできません。素材、リングの厚み・幅、形状、使い方なども関係します。購入時に素材や修理・サイズ直しの条件を確認してください。
チタンなら金属アレルギーでも大丈夫ですか?
一律には言えません。金属アレルギーの原因となる金属は複数あり、個人差があります。アレルギー歴がある場合は使用金属を販売店へ確認し、必要に応じて医師へ相談してください。
結婚指輪は2人で同じデザインにする必要がありますか?
ありません。それぞれの手や好みに合うデザインを選び、ブランド、素材の一部、刻印など別の部分で共通点を持たせる方法もあります。
10万円と20万円なら、20万円の方が後悔しませんか?
価格だけでは決まりません。2026年版ゼクシィでも結婚指輪選びで最も重視されたのはデザインで、価格は2番目です。二人が気に入って日常的に使え、予算にも無理がないことを優先してください。
結婚指輪はいつ頃探し始めればいいですか?
サイズ調整、刻印、受注製作などで納期がかかる商品があります。入籍や結婚式で必要な日が決まっている場合は、希望商品の納期を早めに店舗へ確認してください。
まとめ|結婚指輪は平均額ではなく2人の生活に合う予算で選ぶ
結婚指輪を探していて平均33万1,000円という数字を見ると、「10万円では少なすぎるのかな」と感じるかもしれません。
でも、平均はあくまで平均です。
実際に2026年現在も、2人で10万円以内の商品は販売されています。
私は結婚指輪も婚活と少し似ていると思っています。
周りの「普通」に合わせることより、自分たちが何を大切にしたいのかを二人で話すことの方が大切です。
プラチナを優先したいのか。
毎日着けやすいデザインがいいのか。
ブランドへの憧れを大切にしたいのか。
それとも指輪を10万円に抑えて、新居や旅行にお金を残したいのか。
2人が納得して選んだ10万円の指輪なら、平均より安いことを理由に引け目を感じる必要はありません。
その代わり、素材表示やサイズ直し、アフターサービスまで確認して、「安かったから」ではなく「私たちにはこれがよかった」と選べる一組を探してください。
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カウンセラーについて詳しく知りたい方は、婚活カウンセラー高見真紀のプロフィールをご覧ください。
